OneDriveの同期だけで大丈夫?バックアップとの違いと追加する保存先
同期では削除や上書きも別の端末へ伝わります。OneDriveで戻せる期間を確認し、外付けドライブなど同期の影響を受けないコピーを足す目安を説明します。
この記事の目次
同期では、削除や上書きも伝わる
OneDriveの「同期」は、PCとOneDriveにあるファイルをそろえる機能です。便利な一方、同期フォルダーで削除や上書きをすると、別の端末にもその変更が伝わることがあります。
大切なファイルは、以前の版を戻せる期間を確認し、同期対象とは別の保存先にもコピーを置きます。OneDriveをやめる必要はありません。違う役割の保存方法を組み合わせましょう。
同期
削除や上書きも伝わる場合があります。同期中の表示だけでは、以前の版が残るとは限りません。
バックアップ
保存先と履歴を分けておけば、設定に応じて以前の版を戻せます。復元先は元の場所と分けて試します。
概念図です。履歴の有無・保持期間・保存対象のフォルダーは、使うサービスと設定で異なります。
同期・過去の版・別のコピーは役割が違う
| 仕組み | 主な目的 | 注意する事故 |
|---|---|---|
| 同期 | 複数端末で同じ最新版を使う | 削除・上書きも反映される |
| ごみ箱・版の履歴 | 一定期間、以前の状態へ戻す | 期限や対象外の操作がある |
| 別媒体のバックアップ | 故障やアカウント問題から戻す | 更新忘れ、媒体の故障 |
同じPCの別フォルダーへコピーしただけでは、本体やSSDの故障から守れません。保存先を数えるときは、一度の故障で同時に失わないかを見ます。
OneDriveで戻せる範囲を確認する
削除は他の端末にも反映される
Microsoftは、同期済みフォルダーからファイルを削除すると、OneDriveと同期中の端末からも削除されると案内しています。個人用OneDriveのごみ箱は、通常30日後に自動削除されます。
オンラインのみのファイルもある
エクスプローラーに見えていても、青い雲の表示があるファイルはPCにファイル本体が保存されていない場合があります。オフラインでも必要なファイルは、別の保存先から開けるか確認します。
同期を止める前に状態を見る
OneDriveのフォルダーバックアップを止める画面では、ファイルをOneDrive側またはPC側のどちらに残すか選ぶ場面があります。画面の案内を読んでから進めます。大切なファイルは、先に別の場所へコピーします。
OneDriveとは別の保存先が必要なとき
失うと作り直せない写真・書類がある、PCの故障後すぐ戻したい、アカウントへ入れない場合にも備えたい。このどれかに当てはまるなら、外付けドライブなど同期の影響を受けない保存先を追加します。
まずテスト用ファイルを作り、別の端末またはWeb版OneDriveから開けることを確認します。次に、そのファイルを外付けドライブへコピーし、元のPCとは別の場所から開きます。二つとも開ければ、少なくともその保存方法でファイルを取り出せることを確認できます。
バックアップ設計シートでは、データ量や想定する事故から、二つの保存先と確認順序を整理できます。
確認に使った公式情報
- Microsoft:OneDriveでファイルまたはフォルダーを削除する同期フォルダーでの削除がOneDriveと端末へ反映される範囲を確認しました。
- Microsoft:OneDriveで削除したファイルまたはフォルダーを復元する個人用OneDriveのごみ箱にある項目が通常30日後に自動削除される点を確認しました。
- Microsoft:OneDriveを使用してフォルダーをバックアップするフォルダーバックアップの対象と停止時の選択肢を確認しました。
- Microsoft:Windowsでのバックアップ、復元、回復のオプション同期、ファイル履歴、回復手段の役割を分ける根拠にしました。
公式情報の確認日は2026年9月15日です。機種ごとの操作や仕様は、使っている機器とOSの公式案内を確認してください。