Wi-Fiが遅いときの切り分け順序

端末・無線・回線のどこが遅いのか。買い替える前に試す順序を、記録表つきで解説します。

先に結論

Wi-Fiが遅いと、ついルーターを買い替えたくなります。でも、買い替えるのはまだ早いかもしれません。別の端末、有線LAN、周波数帯、時間帯の順に一つずつ比べると、原因の範囲をかなり絞れます。

  1. 1別の端末で比べるその端末固有の問題か、環境全体の問題かを分けます。
  2. 2有線LANで比べる無線ではなく、回線側に問題がないかを確認します。
  3. 35GHzと2.4GHzを比べる距離、遮蔽物、混雑の影響を見極めます。
  4. 4時間帯を変えて測る利用が集中する時間帯だけ遅いのかを確認します。

測定条件の記録

通信速度は、測るたびに少しずつ変わります。一番速かった1回だけで決めず、同じ測定先を使って、端末、接続方法、場所、時刻をメモします。3回以上測った中央値も見ておくと、たまたま出た数字に振り回されにくくなります。

条件端末接続記録する値
同じ部屋・昼PC A5GHz下り / 上り / 遅延
同じ部屋・昼PC A有線下り / 上り / 遅延
別の部屋・夜スマートフォン B5GHz下り / 上り / 遅延

各ステップの判断

1台だけ遅い

その端末の更新、バックグラウンド通信、Wi-Fi規格、ドライバーを確認します。すべての端末が遅いなら、無線環境か回線へ範囲を広げます。

有線で改善する

回線契約より先にWi-Fiの距離、遮蔽物、電波干渉、設置場所を調べます。有線でも同程度なら、回線・終端装置・プロバイダー側が候補です。

場所や時間帯で変わる

ルーターの近くで改善するなら電波条件、昼と夜で差が大きく有線も同様なら回線混雑を疑います。

確認した一次情報

確認日:2026年8月31日。製品固有の操作や仕様は、利用中の機器・OSの公式情報を優先してください。

機器の見直しが必要と分かったらWi-Fi機器の選び方へ